【事故事例No.198】防水材飛散事故

こんにちは!
2024年もあと1週間を切りました 🌇
今年一年はどんな年でしたでしょうか。
リターンハートもいろいろなことがあった一年でした
来年はさらにいい年にしたいですね🌄🎍
では、今年最後の事故事例です!

《事故内容》
屋根の防水改修工事を行っていたところ風が吹き、
防水材が飛んでしまいました。
養生はしていたものの思った以上に広範囲に広がってしまいました😱

【損害額】
自動車修理費用    268万円

【支払保険金】
満額認定            268万円

 
今回の事故では合計6台もの車に防水材が飛散してしまいました。
遠目から見るとなかなか分かりにくいですが、近くで見るとかなり飛んでしまったようです… 😔
幸い被害者の方も元通りにしてくれれば大丈夫といった形で納得をしていただき、円満に解決することができました。
 
防水材や塗料の飛散事故で注意しなければいけないことは「養生をしているか」という部分になります。
養生というと足場を組んで建物の外周を覆うグレーのカーテンのようなネットを思い浮かべるかと思いますが、実はほかにも必要なんです‼️
駐車場が近ければ止まっている車に、
外壁などを施工する際には室外機などにもビニールを被せたりと、とにかく塗料や防水材が付着しないように意識をしないといけません⚠️

しかし、どんなに意識して注意をしていても事故が発生してしまうこともあります。
 
その際、保険会社は「養生はしていたかどうか」をものすごく気にします。
会社によっては重過失となり、免責で支払えないケースもありますので注意が必要です。
 
現役時代に塗装工事をやっていた祖父の話では「どんなに上手な職人でも必ず飛ばしてしまう」のが塗装工事だそうです。
人間なので誰でも失敗はありますが、被害を最低限にすることが職人や企業の思いやりですね❤️❤️
 
 
では、また来年!
よいお年を!