【事故事例No.169】コンクリートスラブ破損

こんにちは!
いま子供の運動靴をコインランドリーで洗いながらこの投稿を仕上げています👟

さて今週の事故事例はー!

《事故内容》
電気工事で一軒家にバケット車を進入させた際、
コンクリートスラブを踏んでしまい破損させてしまった事故です💦

バケット車は元請のもので、運転は契約者がしていました。
加入条件により自動車保険の適用が出来ず、賠償責任保険にて進める流れとなりました。
修理金額などは問題なく賠償責任保険で満額認定となり決着しました😌

【損害額】
土間撤去、新設費用         14万円

【支払い保険金】
満額認定              14万円

今回のポイントは2つあります!

一つ目が、
損害写真でもわかるように、いくつかあるコンクリートスラブの1枚に損害が出ています。
今回はこの1枚のみの修理で被害者も納得し示談しています。
ここで、在庫切れなどの問題で1枚だけ色が違い
被害者が納得せずに他のコンクリートスラブまで改修するとなると、
その他のスラブについては保険認定がおりない可能性が高いでしょう。(全体の価値が上がってしまう過剰修理)

二つ目は
今回の事故は敷地内作業中の(走行中とはいえない)事故だったことと、被保険者条件に問題があった為、
バケット車の自動車保険は適用できず、事業賠償保険を使う事となりました。
このようなケースは自動車保険の査定の見解にも違いが出るでしょうが、もし自動車保険が適用される場合はそちらが優先されることにも注意が必要です。

※コンクリートスラブとは平らで厚いコンクリートの板のことを言います。
事故報告の際はコンクリートタイルでもいいでしょう。
このスラブやタイルが軒先や室内に位置するものを【土間】と呼んだりします。

保険を販売する側も入る側も複雑ですが知っておくといざという時に役に立つ知識ですね!

ではまた次回‼️