【事故事例No.115】エアコン配管穴開けミス

こんにちは!
皆さん新年度の生活には慣れてきましたか?
弊社の新人社員も日々奮闘しながら頑張っています😊

さぁ今週も事故事例を上げていきます!

《事故内容》
新築住宅へのエアコンの設置工事を請負った際に、室内機の配管を外に通す際の壁への穴開け位置を間違えてしまい、壁紙とボードを傷つけてしまった事故です💦

幸いにも壁の中の筋交は傷つけることがなかったので壁紙とボードの補修のみで済み、費用も満額認定となりました😌

【損害額】
壁補修費用 11万円

【支払い保険金】
満額認定 11万円

もしこれが筋交まで傷つけていた時は大問題に発展する可能性があります!
なぜかというと、筋交が傷つくことで建物の耐久度が下がってしまう可能性があるためです。

筋交とは、
柱と柱の間に斜めに入れて建築物や足場の構造を補強する部材で、
構造体の耐震性を強める効果があるものです。

少しくらい傷ついた程度では強度は落ちませんが、筋交の真ん中をくり抜いてしまったりといった傷つき具合によっては、
筋交を入れ直す=壁全体を作り直す、必要さえも出てくる可能性がありとんでもない損害額になることがあります💦

エアコン設置業者の方はそうならないように図面を確認して、壁の中に筋交や配管がないか確認する作業も慎重にやるのですが、稀に今回のようなことも起こってしまいます。

やはり万が一のために賠償責任保険は必ず準備しておくようにしましょうね!

ではまた次回‼️