【事故事例No.82】E&Oやり直し補償

こんにちは🌞
夏真っ盛りで暑い日が続きますね!
しっかり水分補給していきましょうね😉

では今週は少し変わった保険の支払い事例をご紹介します❗️

《事故内容》
建物の塗装防水工事を請負い施工をした2年後に画像のようなひび割れが発生しているのを持ち主さんが見つけました。

その時は特に老衰なども発生しておらず、損害としてはこのひび割れのみ。
ただ、今後このひび割れから漏水が発生するかもしれない、と指摘があり防水工事のやり直しをすることになりました💦

今回使った保険はE&O保険です!
(詳しくは後述します)

【損害額】
防水再施工費用     40万円

【支払い保険金】
免責金額10万円を差し引き、
縮小支払い90%適用の金額
⇒27万円

初登場のE&O保険❗️

E&OとはErrors & Omissions の略語で、
日本語ではErrorsは「過失」、Omissionsは「怠慢」と訳されます。E&O保険は、職務の遂行上の過失や怠慢によって顧客等の第三者に経済的な損害を与えた事に起因して法律上の賠償責任を負う事によって生じた損害を補償します。

日本において比較的多数の企業が手配している企業総合賠償責任保険は企業活動において第三者に与えた身体障害や第三者の財物損壊および財物損壊に付随して発生した使用不能損害を補償しますが、
身体障害や財物損壊を伴わない経済的損害は通常補償されません。
身体障害や財物損壊を伴わない経済的損害は保険用語で純粋経済的損害と呼ばれますが、この純粋経済的損害を補償するのがE&O保険です。

つまり今回のケースでは、
現状対人対物事故が発生していない状況でも今後発生する可能性があるという指摘があれば「やり直し」の補償がされるという保険です。

このE&O保険は今までは大手企業様向けでしか販売がなかったりもしましたが、昨今比較的入りやすい条件に変わってきた保険会社もあります😄

気になる方は要チェックです❗️

ではまた次回‼️