【事故事例No.45】フェンス撤去事故

こんばんは❗️
今はSaturday Night😏
秋の夜長を活かして今週も事故事例を投稿していきます♪

《事故内容》
一軒家の解体工事を請け負って
解体作業をしていたところ、
本来撤去してはいけない鉄製フェンスを
誤って撤去してしまったという事故です😓

写真で「撤去後」と「撤去前」を載せていますが、
綺麗に解体撤去してしまっています😅

普通事故は偶然起こってしまうものですが、この事故は偶然の事故ではありません。
「このフェンスは撤去する」という意思を持って作業しているので
以前までの賠償責任保険だとそもそもが事故ではなく、支払い対象外のものでした。

ただ、今の保険は進化していて、
『誤認識』という概念で支払い対象としてくれる保険会社がほとんどです😁

この事故も『誤った認識』でフェンスを撤去してしまった、
ということで満額認定となりました😄

【損害額】
フェンス修理費用     54万円

【支払い保険金】
満額認定         54万円

今回のポイントはもう一つあります!

ブロックとフェンスを作り直しているのに時価払いではなく満額認定となっている点です😳

このフェンスはブロックと鉄製フェンスの一体型のものでした。
今回ブロックは残してフェンスだけ撤去してしまっています。

修理内容としては、
ブロックごとフェンスを作り直し、
ブロック部分に設置されていた土地の境界も測量しなおしています。

なぜ時価での支払いではないかというと、
塀の機能としては3面あるうちの1面を作り直しているので、
全損扱いの時価対象とはならず、
修理扱いで進めることが出来たからです。

塀やフェンスなどは賠償責任保険では全損の場合、時価払いとなります。

なかなか難しい部分なのですが、
知っていると役に立つことも多いですよ😆

今回は難しい内容でしたが皆さんご理解いただけましたでしょうか?
分からない事があればDMで聞いてもらえれば回答します😉

ではまた次回‼️