【事故事例No.131】複数箇所破損

こんにちは!
まだまだ暑い日が続きますが、
先週お客様から頂いた梨🍐を食べて少し秋を感じました😊

今日も事故事例をあげていきます🍂

《事故内容》
新築の個人宅での電気通信工事で
従業員の方が作業中にうっかり脚立でバランスを崩し転倒しそうになり手を伸ばしたところ、天井の点検口が落ちて暴れ回り、
部屋のドア、床フローリング、壁のクロスなど複数箇所に傷をつけてしまった事故です😓

損傷箇所が所々で数も多いので少し心配でしたが、一連の事故と認められて無事満額認定となりました😌

また、幸い従業員さんには怪我はなくこれも良かったです。

【損害額】
修理費用         7万円

【支払い保険金】
満額認定         7万円

今回のポイントは、
「一連の事故」とはどういうものか?
という点です。

物損事故は起こる状況は様々でいろんなケースがあります。

例えば、
外壁の塗装をしているときに青色のペンキを塗っていて隣の自動車をベチャっと汚損。
さらに反対側を赤色で塗っていて隣の家にベチャっと汚損。
という2か所を汚損させた事故があったとします。

これは塗料の色も違うし誰が見ても別々のタイミングで付いたものだろう、ということが分かるので保険のカウントとしては2事故となります。

では今回のケースはどうかというと、
破損箇所は複数ですが、点検口が暴れ回ったという一回の事象で全ての傷がついているのでこれは1事故とカウントされます。

正直なところ、支払い対象のものであれば1事故でも2事故だとしてもちゃんとお支払いされます。

ただ!事故カウントが変わるということは割引などに影響を及ぼす可能性があります。
保険会社は事故が少ないお客様の方がいい、という判断を下すこともあるので要注意です!😉

今回は考え方を説明させてもらいました。
ではまた次回‼️